ETagの値は数10バイト程度しかない。しかしHTTPレスポンスのすべてに含まれと考えれば、そう簡単に無視をして良い容量でもない。
もし25バイトであったとしても100万のリクエストがあれば20MiBを超える。これはとても無視できるものではないだろう。
この100万というリクエスト数はPV数ではない。すべてのリソースに対するリクエストの数である。
現代のウェブページは無数の外部リソースによって成り立っている。画像やスタイルシート、スクリプトファイルが主だが、XMLHttpRequestやfetch APIで読み込まれるものもある。
昨今はHTTP/2のように複数のHTTPリクエストをまとめる規格もできている。今後もHTTPリクエストの数は増えていくだろう。
そう考えるとなくしても問題のないHTTPヘッダーは可能な限り削減していくべきであるとわたしは考える。
また、ここで詳細を書くことはしないがETagにはとあるセキュリティ上の懸念もある。今後クライアントによってはETagを認識しなくなってしまう可能性もないわけではないと思う。Last-Modifiedだけにするべきだろう。
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